具体的な内省の技法に入っていこう。基本的な流れとしてはすでに『内省と内観と私』という記事に記載してある。この手引きでは、もう少し踏み込んで詳しく解説していきたい。
筆者が実践している内省の手順を詳しく分解すると下記のような流れになる。慣れてくるといくつかの手順を飛ばしてショートカットすることもできるが、慣れないうちや、難しい感情を取り扱うときは丁寧に実行したほうがいい。
内省の手順 9ステップ
※必ずしも番号順に進行するわけではない。例えば、雑念や妄念が強い場合はその都度、思考を止める必要がある。
ほとんどの手順が思考ではなく、身体感覚をとらえる「意識」の活動なので、自転車の乗り方を文章で伝えるかのようなぎこちない解説になってしまうかもしれない。
分かりづらい場合は、随時質問してもらえると幸いだ。筆者の内省ワークショップのメンバーの方はSlackで質問を投げていただいたり、人生相談や経営相談に申し込んだ方はその時間を活用していただくのもいいと思う。
noteのメンバーシップ会員の方は掲示板にコメントいただけたら、テキストでは解説が難しいかもしれないが、できるだけ分かりやすく回答していきたい。
では、次の記事から1から順に解説をしていく。